スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【将棋コラム】迷ったら終盤

こんばんは。高橋ジョージの離婚が成立し、明るい安村が不倫報道で暗くなり、藤原紀香が梨園とかいうまたクソめんどくさそうなところに嫁いでいった今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?どうも夜桜屋です。

今日で3月も終わり明日からは4月ですね。ついこの間、明けましておめでとうとか言っていたのにもう1年の1/4が過ぎてしまいました。時が過ぎるのはまさに光速流。私ももう30代ということで中年太りの防止と健康の維持のため禁酒をしております。

泥酔流の夜桜屋としては酒が入らないといまいちネット将棋という気分になりません。居飛車の将棋は楽しいのですが、勉強不足からすぐ作戦負けになりますし、酒が入っていれば酒のせいに出来るので気が楽なのですが、素面でがっつりやられるとへこむんですよね。

迷った時は原点回帰ということで、私の場合は詰め将棋ということになるんですが、同じことばかりやってても強くなるわけはないのでここ最近は詰め将棋+必死+手筋+終盤の次の一手ばかりやっております。ようするに終盤特化の勉強ばかりやっております。

定跡の勉強も大切だと思うのですが、いかんせん時間が無く。終盤力さえ底上げしておけば本の勉強だけでも強くなれるような気がします。どうせ相手もプロじゃないんですし。作戦負けはいつものことですし。将棋は最後に悪手を指した方が負けるんですし。

序盤での微差を最後まで保つのはプロでも難しいので、作戦負けをひっくり返す終盤の腕力をつけたほうが全ての将棋で応用が効きますし効率的。

今までは必死問題は寄せの手筋200に出てくるような基本形か1・3手くらいのもの、次の一手に関してもほぼやったことがなかったんですけど、詰め将棋とは違う頭の使い方をするので棋力向上という面で中々の手ごたえを感じております。

必死問題は必死特有の手筋みたいなものがありまして、やっぱ基本を知ってるだけじゃダメでそれを応用できるようになるには、山ほど問題を解いて局面に対して敏感になることが大切ですね。

相手の受けまで考えるので詰め将棋よりも広く深く読むことが要求されますし、そもそも指し手が詰めろになっているのかどうかも読むので読みが広く深くなると思います。3手くらいの問題でも、必死の局面から十数手詰めとかいうえぐい問題もたまにありますし相手の妙防を読む力もつきます。

次の一手にしても作られた局面からの派手な一手みたいな問題も多いですが、それにしたって知らなければ指せない手というやつがあるわけで、自玉の状態を読みながら相手に必死を掛けるのか詰みがあるのかを読むのは問題の質はともかく実戦での読みのトレーニングにはうってつけ。

9手詰めくらいまでが解けるようになり終盤力の伸びがいまいちだと思われる方は必死問題と次の一手がお勧めです。推薦棋書は青野先生の精選必至200、高橋先生の3手必死、あと将棋世界の付録とか。次の一手は終盤の定跡全4巻の2~4巻。(多分文庫で復刊してたと思います。)それからZの法則。

また谷川先生の寄せの法則や勝又先生の実戦に役立つ詰め手筋という本もお勧め。羽生の終盤術は昨日全巻届いたので解きあげたらまたレビューでもしてみます。難しいと評判ですけどがんばります・・・それでは本日はこれまで。駄文でした。 夜桜屋

最後に応援よろしくお願いします。

将棋 ブログランキングへ
スポンサーサイト

【駄文】羽生善治とかいう芸術作品製造機。

  • 2016/03/22 18:29
  • Category: 駄文
春の陽気も暖かな今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。福岡県では先日、全国でも一番早い桜の開花宣言を迎え今週末あたりが花見の見ごろとか言ってますけど、私はお仕事なのであんまり関係がありません。本日は久しぶりの更新です。サボっていて申し訳ありません。どうも夜桜屋です。

さて、最近も相変わらず先手番の初手は▲2六歩に固定して指しています。中々相掛かりにはなりませんがたまになると楽しいです。指し慣れていないせいか見落としが多くてよくボコボコにされていますが楽しいのでもう少し先手番では居飛車固定で指してみたいと思っています。

私の居飛車は角換わりの研究ゼロ。横歩取りの研究ゼロ。矢倉も急戦矢倉しかほとんど指せない上に振り飛車対策も自分がやられてたことをやっているだけ。だからといって相掛かりなら強いのかと言えば別にそういうわけでもない。というデタラメ具合なのでそら負けるのが当たり前という話もあります。

角換わりはヨニイナサンしか知らないのでなんとなくプロはこう指してたような気がするとか言う感じ。横歩は嵌められるのが嫌なので取らずに飛車を引いてます。よくよく考えたらゴキゲン中飛車もよくわからないので二枚銀で適当に指してますし、角交換四間飛車もよくわかりません。

それでもまぁ勉強と割り切って教えてもらうつもりで指しているわけです。たまに勝てると嬉しいです。でも負けが込むと不調が不調を呼ぶのか、新しいことにチャレンジしていることの弊害か、振り飛車の勝率まで落ちて来て困るんですよね。

闇雲に実戦を指していてもあまり上達出来る気がしないし、多分もう100局くらいは居飛車で指しているでしょうから、ちょっと本格的に勉強してみることにしました。とはいえ居飛車の本は青野先生の棒銀のやつと羽生の頭脳しかないのでざーっと読んで棋譜を並べる感じです。

とりあえず居飛車の将棋の最高峰といえば羽生善治か。ということで羽生・谷川100番勝負という本を並べています。まずは相掛かりから。10局くらいはあるかなと思っていたのですが5局くらいしかありませんでした。これは予想外。次に振り飛車の棋譜を並べてぼちぼち矢倉の棋譜かなと思っています。

並べていて思うのですが、もはや羽生さんというのは将棋指しというより芸術家に近い感じがします。もちろん相手あってのことですから谷川会長も素晴らしい。この二人の激闘譜は並べていて本当に勉強になるし、一生こんな手は指せないだろうなと思えるような手も沢山出てきます。

将棋の中で最も大切なのはやはり終盤なのだということも実感しました。詰みのある局面でしっかり詰ます。1手あまして必死を掛ける。これが出来なければ勝てないです。プロはすげぇです。しっかり100番並べたら少しは居飛車感覚が上達するんじゃないだろうかと思っています。あと70局くらいかな。長いな・・・・

グダグダでしたが今日はこれまでです。駄文でした。 夜桜屋

最後に応援よろしくお願いします。

将棋 ブログランキングへ

【駄文】嫁と指す。

  • 2016/02/19 19:59
  • Category: 駄文
こんばんは。まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。私はと言えば最近は居飛車の将棋に目覚め、来る日も来る日も相掛かり棒銀・対抗系棒銀・角換わり棒銀・急戦矢倉・とりあえず棒銀といった感じでバリバリ攻める練習をしています。

よく空振りしたり攻めを切らされて負けていますが、こういうのは定跡書を読んだらとにかく実戦を指して慣れることが大切だと思いますのでOKです。慣れない将棋を指していると、自分の下手糞さが良く解ります。普段が美濃囲いのぬるま湯ですから玉の薄い将棋は本当に神経を使います。

でもそれがいいんですね。色々な将棋を指すことで局面の見方も変わってきますし、居飛車・振り飛車双方の手筋を知ることは、どんな将棋にも応用が効きますから相手の狙いを知ったり、今まで考えなかった攻めを考えたり、何故いままで居飛車の将棋を敬遠していたのかわかりません。どうも夜桜屋です。


さて、最近の将棋と言えばもう一つ大きな変化がありました。なんと私の嫁さんが将棋に興味を持ったようで駒落ちでの対局をしております。10枚落ちは卒業して現在は8枚落ち。普通はこの手合いなら相手が誰でも負けはしないと思いますが、駒の効きを覚えたばかりの初心者である嫁にはハードルが高いようです。

ノーヒントでは指導になりませんから、「端を破りなさい」「大駒を成り込むことを考えなさい」「駒損は極力しないようにしなさい」という3点の注意と具体的に大駒を活用するための手順と端を破る数の攻めを教えてあげたところ、簡単に飛車と角を成り込み端を破ることには成功するのですがこちらの玉を寄せるまでは行きません。

そこで「大駒を成り込んだら王手を探しなさい」「王手がなければ金にアタックすることを考えなさい」とさらに2点のアドバイスをしました。随分良くなりましたがそれでも勝てるまでは行きません。まだまだ慣れていないのでしょう。大駒が金であたりになっているのに違う手を指してタダで取られたりします。

しょ・・・・正気か・・・・と思ったりもしますが、初心者というのはこういうものなのでしょう。早く成長してほしいですが、あまりガミガミ言って将棋が嫌になるパターンは避けたいので仏の笑顔で教えてあげています。

駒の効きを完璧に理解する。玉の寄せの形を覚えるには詰め将棋が最強のアイテムですから、1手詰めハンドブックを買い与えました。ところが一人では解きたくないというので、毎夜毎夜、将棋盤に問題を私が並べ、嫁が指し、正解不正解と問題の考え方を教えてあげながら200問ちょっと。結構大変です。

対局は勝ったり負けたりですが、まだ完全にノーヒントで完勝とまでは行きません。まぁ初めて2週間やそこらですから当たり前でしょうか。たまに関心するような好手を指すこともあれば、こちらの玉に1手詰みがあるのに見逃すとか、駒をポロポロ・・・とかありがちな展開です。ただ、毎日熱心に詰め将棋はやっているのでこの調子でやっていけばすぐに8枚落ちは卒業かなと思っています。


苦節3年。来る日も来る日も将棋の魅力と棋士の格好良さを、聞かれてもいないのに延々と語り続け、休日に朝から晩まで電王戦やタイトル戦の中継に付きあわせてきた成果がようやく実ったのか。彼女曰く「あなたは将棋の話しかしないから私も将棋を覚えることがコミュニケーションになるかと思う」ということらしいです。優しい嫁です。

8枚落ちの上手を持つのは初めての経験ですが、実は結構勉強になったりします。こちらの玉は常に瀕死の状態ですから、勝つためには中段玉で粘り倒して、と金で攻めていくくらいしかありません。とくに玉の捌きは実戦では中々練習する機会がありませんから、色々な気付きがあります。

優しく負けてあげたり、心を鬼にして勝ったり、どうやったら将棋の楽しさをわかってもらえるだろうかと試行錯誤しながら指導しておりますが、今のところ順調に仲良く指せているので、この調子で私のライバルになってもらえるのを希望しています。何年かかるかなぁ・・・・駄文でした。 夜桜屋


最後に応援よろしくお願いします。

将棋 ブログランキングへ

【夜桜屋の将棋】居飛車穴熊の壊し方。(初級者用)

こんにちは。本日は豪雪。朝起きたら一面の銀世界で少し感動しました。当然・・・・当然仕事は休み。出張は中止。臨時休業。あまりにも望外。あまりにも素晴らしい休日。僥倖。感涙。ざわざわっ。

というようなカイジの気分で目覚め、暇なのでNHK杯を見てから自宅の前の道路に巨大雪だるまを作りました。どうも夜桜屋です。やることが一つもないのだから詰め将棋でも解けば良いのでしょうが、今日は一手詰めトライアルとかいうやつで遊んだのでもう詰め将棋はOKです。(適当)

さて、本日は居飛車穴熊の壊し方。四間飛車の天敵といえば居飛車穴熊ですよね。あの悪い熊をやっつけるのは簡単ではありませんが、久しぶりに自分の将棋から居飛車穴熊をぶっ壊すコツみたいなものをお話してみたいと思います。

まず居飛車穴熊をやっつけるためには相手を知る必要があります。居飛車穴熊の特徴というのは言わずとも知れた「玉の固さと遠さ」ということになりますね。美濃より1路遠く深い玉型。絶対に王手の掛からない最強の囲いが居飛車穴熊です。居飛車穴熊に点数をつけるのなら以下のような感じ。

ibiana.png
居飛車穴熊
固さ:★★★★☆
遠さ:★★★★★
広さ:☆☆☆☆☆
再生力:★★★★☆
攻め味:★★★☆☆


居飛車穴熊は玉が固く遠い反面、当然ですが広さは全くありません。また金銀四枚で囲いを形成するために攻め味もいまいち。普段は受け身の四間飛車ですが、居飛車穴熊に対して普通に美濃に囲って受け身に回ると、最終盤でその固さに屈することになりがちです。

そもそもこれは居飛車急戦に対する四間飛車の思想と同じです。右辺で互角から4:6くらいで捌いた結果、玉の固さにものを言わせて勝つ。というのは数十年前から振り飛車が居飛車に対して行ってきたことなんですね。まさに因果応報というわけで、現在では居飛車が最強の囲いである穴熊にものを言わせて美濃を蹂躙する。ということになっているわけです。

固さや遠さとしては最強の部類の居飛車穴熊ですが、弱点もあります。最も顕著なのは玉の狭さ。王手は中々かかりませんが、手がつくと玉の逃げ場所がないので柔軟な受けが効きません。ただ、金銀をベタベタ打って囲いを再建築する能力も高く、勝負はともかく切れ負け将棋などでは勝敗に直結する要素も持ち合わせています。

また、すでに述べましたが金銀四枚で囲いを形成するために攻め味が乏しいのも弱点といえると思います。振り飛車側からみれば、簡単に穴熊を許してはいけません。「絶対に囲わせない」というのが藤井システムの思想です。これは振り飛車側も居玉で襲い掛かるため初級者向けではありません。

また、浮き飛車から石田流への組み替えや、向かい飛車からの急戦など、「完全な穴熊には組ませない」というのが四間飛車側の急戦思想です。▲9九玉~▲8八銀+1手くらいまでは許しても四枚穴熊には組ませたくないです。ということですね。

それから、居飛車穴熊は性質上、角道を止めて囲うことが多いので、銀を△4四銀と繰り出して力で戦う作戦。△5四銀型で軽く戦う作戦。△3二銀型で戦う作戦など色々な作戦があります。詳しくは定跡書をご覧ください。渡辺先生の四間飛車破りは難しいですが大変参考になる棋書です。

今日は定跡の詳しい手順ではなく居飛車穴熊に喰らいつく心意気のお話。上記のどの作戦を選択するにせよ、振り飛車は居飛車穴熊に対して受け身になるのはあまりよろしくないと思います。よって攻めていくわけですが、どうやって攻めるのかというお話です。

囲いを崩す手筋や攻防の定跡などはありますが、居飛車穴熊を倒すのに有効なのは玉周辺の金銀を剥がして攻めることです。攻めさえつながればやつらは穴の中ですから受けがいずれ効かなくなります。難しい要素は沢山ありますが、実戦の棋譜を見ながら読んでみて下さい。


第1図
kowasikata1.gif


さて、第1図。居飛車が▲2四歩と突いてきた局面です。この将棋は△4四銀型を目指して駒組みしたところ、△4四銀に▲3六歩と突かなかったので、△3五銀から攻めた将棋で、第1図は後手が有利と思います。この将棋の先手は二段のおっさんです。多分うっかりでしょうが、二段でもうっかり▲3六歩を忘れるなんてことが普通に起こります。

私としては自玉の囲いも不十分ですから、普通の定跡系に合流させても一局なのですが、勝っても負けても銀を出ないと悔いが残ります。どうせ死ぬなら前に出て死にたい。よって銀を出て攻めてこの局面になりました。

局面に戻りまして▲2七飛となっているのは多分この局面で△4四角が当たりにならないようにしたんだと思います。この局面でも最善は△4四角かも知れません。▲2三歩成は△2六歩と打てば飛車が取れるので、△4四角には以下▲2五飛△3三桂▲1五飛△2四歩くらいで後手有利と思います。

私はここで△6五歩と突きました。ぬるく見えますが急所です。ただ今見るとちょっと急ぎ過ぎている感じがありますね。△6五歩に▲同歩なら△6六歩▲7七金△6五桂です。そこで金を引けば△6七歩成▲同金△6六歩があります。後手も相手は出来なさそうなので第1図より△6五歩▲2三歩成△6六角▲3二と△8八角成▲同金△6六歩で第2図。


第2図
kowasikata2.gif


正直言って第2図直前の▲8八同金が微妙。ここは同玉と取っていれば形勢は難しいと思います。ただ、私も同金しか読んでいなかったです(笑)また△6六角では△4四角とか指してみる手もあったかもしれません。

第2図以下▲5七角と上がりましたが、ここでは▲5九銀とかが嫌でした。また▲同金△6八龍▲7七銀△3八龍▲2一飛成△8五桂も読んでいましたが、▲2七角があるのでどちらにしろ難しかったと思います。▲5七角が良くない手で以下△8八龍▲同玉△6七歩成となって第3図です。


第3図
kowasikata3.gif


第3図手前の△8八龍では△3八龍▲2一飛成△6七歩成でも優勢だと思います。ただ、居飛車穴熊に勝つには相手玉をとにかく王手の掛かる状態にしておく必要があります。この場合は△6七歩成が詰めろになっているのでこれで勝てそうだと判断しました。

以下▲7九銀と受けましたが△5七と▲2一飛成で形勢を見てみると、後手が随分駒得している上に固さでも勝っています。▲6四桂の詰めろが怖いですが、詰めろ詰めろで迫れば勝てそうです。

本局は下手な将棋だとは思いますが、居飛車穴熊への迫り方の参考になれば良いと思って書きました。穴熊には大駒を切ってでも金駒を剥がし、その駒で迫っていく攻めが有効です。終盤の駒得より速度、また変化を読んだあとの手が詰めろになっているかいないか。それらを読むのには詰め将棋が有力な練習方法になります。

アマの将棋では序盤、中盤でリードをとっても囲いの壊し方や相手玉への迫り方、詰みまでのビジョンが見えなければ、評価値1000点2000点というレベルでも逆転が普通に起こりえます。将棋というのは一手悪手を指せば負けるゲームだからです。

初段や二段という有段者でもうっかりや悪手なんていうのは10局指せば50回くらいあるものです。相手は必ず悪手を指します。必ず付け入る隙があります。当然自分も指します。穴熊は固く遠いですが、必要以上に恐れる必要はありません。それを使いこなすには相当な棋力が必要だからです。

穴熊対策のまとめ
1.受け身になりすぎない。
2.攻める姿勢を忘れない。
3.金駒を剥がす。
4.それを使って包囲する。
5.自玉の安全を忘れずに。

以上駄文でした。 夜桜屋







最後に応援よろしくお願いします。

将棋 ブログランキングへ

【将棋コラム】詰め将棋ってなぁに?(初級者用)

こんばんは。今日から毎月恒例の日帰り出張が始まりました。県外出張4連発しかも日帰りという泣きたくなるようなスケジュールです。目的地はほぼ同じなのに何故ホテルに泊まりが許されないのでしょうか。もう慣れましたが少しは社員の福利厚生も考えて欲しいものです。どうも夜桜屋です。

前回の原始棒銀の記事に引き続き本日も初級者用の記事になります。上級や有段の方にはなにも参考にならないと思いますので、私の記事がどうしても読みたいという病気を患っている人以外は他のページにどうぞ。

さて、今日は詰め将棋のお話。詰め将棋というのは将棋が強くなる上で最も基礎的で、最も大切な練習方法だと思います。スポーツでいうならば筋トレのようなものです。どんなに才能や技術があったとしても将棋というゲームの性質上それを活かすには玉を詰ます力が必要不可欠な訳ですね。

リバウンドを制す者はゲームを制すし、左を制するものは世界を制すとかいうあれに似ていると思うのです。将棋界で言えば谷川会長の放った名言である「早く終盤になればいい」でしょうか。絶品の終盤力で誰も考えつかないような手順で玉を寄せてしまうことから谷川会長の将棋は「光速流や光速の寄せ」と呼ばれました。

その谷川将棋の影響で現代将棋界では寄せの手順の体系化が進み、羽生先生などは「終盤は誰が指し手も同じ」というような言葉も残されていますが、それは終盤力がレベルカンストのプロ棋士だからこそ吐ける言葉であって、我々アマにとっては「詰め将棋を制す者は将棋を制す」といえると思います。

だからこそ私はこのブログでも常々詰め将棋だけはやりましょうと訴えかけている訳ですが、一口に詰め将棋と言いましても色々な手数のものが存在しますよね。自分のレベルに合わせて解ける問題から大量に解いていくのが一番良いと思いますが、ここでは実戦系の5手詰めくらいに苦戦されている初級者の方を対象にお話してみたいと思います。

まず、詰め将棋の効果とはなんなのか。まずは玉を詰める力が単純につきます。また、局面をイメージする力がつきます。局面をイメージする力がつけば手数の長い詰め将棋が解けるようになり、長い手数が読めるということは単純に読みの力がUPしていきます。

このように詰め将棋とは玉を詰ませる力をつけると同時に、読みのレベルがどんどん上がっていきますので、終盤の練習と同時に中盤で大切な読みの力まで鍛えることができ、結果として将棋の総合的な力がレベルアップしていく最高の勉強方法なのです。

詰め将棋の効能を理解していただいたところで、ここからは5手詰めまでの詰め将棋の意味を分解していきたいと思います。ちょっと言ってる意味がわからないかも知れませんが読み進めて頂けるとわかると思います。ようするに1手~5手の詰め将棋は何を鍛えているのか。ということです。

それぞれの手数の問題が自分のどのような所を鍛えてくれているのかを知ることで、自分のレベルに合わせた効果的な練習を行うことが出来ると思います。筋トレと同じですから少しづつ嫌にならない程度に毎日続けるのが大切です。


1手詰め

まずは1手詰めから。1手詰めは文字通り「1手指せば後手玉が詰む」という詰め将棋問題のことを指します。代表作は上の画像の1手詰めハンドブックがあります。

1手詰めの効果とは「駒の効きを完璧に理解すること」「玉が詰む形を知ること」ですが、玉の詰む形とは「頭金・尻金・裾銀などの形を理解すること」「桂馬と角のコンビネーションを理解すること」「開き王手などの特殊な王手を知ること」「効きの強い大駒や香などを利用した合い駒の効かない形を知ること」などがあげられます。

1手詰めは詰め将棋の基本中の基本です。たった1手指せば相手玉は詰むのですから当然簡単ですが、その1手にはパッと上げただけでも↑のようなエッセンスが詰まっているんですね。

私は1手詰めの問題集は持っていないのですが、簡単な3手詰めの問題集を解いてみて難しいと感じたら1手詰めを解くと良いと思います。3手が難しいと思うということは上のエッセンスをまだ理解しきれていないということだからです。


3手詰め

次は3手詰めです。これは「手筋を一発かまして詰みの形に持っていく」という問題です。または「俗手で詰ます3手」という問題もよくあります。詰みの手筋は様々ですが、捨て駒の手筋や合駒請求の手筋を主に理解して1手詰めで学んだ詰みの形にもっていくのが3手詰めの概要です。

捨て駒には退路封鎖で大駒をタダ捨てしたり、持ち駒を捨てて詰ます、または飛車・桂交換のような本来大損な駒の交換を行い手に入れた駒で相手玉を詰ますというような様々な手筋があります。

詰め将棋に関わる色々な手筋を理解することで、5手・7手とステップアップする最初の一歩が3手詰めです。駒損ながら相手玉を詰みに持っていくというのは「終盤は駒得より速度」の格言を身をもって学ぶことも出来ます。

代表的な作品集は3手詰めハンドブックがあります。1手・3手というのは詰め将棋の基本中の基本ですから上記2冊は是非購入してひと目で回答できるようになるまで何度でも読み込めば良いと思います。

ちなみに私も3手詰めハンドブックは今でも読みます。対局前の準備体操的な役割から、ストレスフリーで詰め将棋を解きたい時まで、その日の気分で解いていますが、多分3手詰めハンドブックは100周は楽に解いていると思います。

短時間で山ほど解けるので爽快なんですよね。詰め将棋はガンガン解ける問題を解くのも難しい問題に頭を痛めるのも自由です。ようは続けることが大切です。


5手詰め

実戦系の3手が簡単だと思いだしたら次は実戦系の5手詰めにチャレンジしてみましょう。5手詰めというと難しいと感じる方もいらっしゃると思いますが、3手が楽に解けるならたったあと2手ですからそんなに難しいことはありません。

5手詰めは「俗手+俗手+詰みの形」or「手筋+俗手+詰みの形」or「手筋+手筋+詰みの形」のいずれかで解ける問題集ということになります。1・3手で学んだ手筋や詰みの形に「読む」という要素が加わるのが5手詰めです。

5手詰めのレベルは正直3手とそこまで差がないです。3手が解けて5手が解けないというのは「盤上をイメージする力」が足りていない」ということに他なりません。5手詰め以上の問題はいままでの1・3手に加え「読みを深くする」という効果が得られます。つまり読みの力が足りない状態では5手は難しく感じます。

金がここにあってそれを桂で取ったら玉で取り返して香を打って・・・みたいな頭の中で考えていることが、実際見ている盤面上でスムーズにイメージできるようになれば5手詰めはクリアしたも同然です。

代表作は5手詰めハンドブックや高橋先生の5手詰将棋とかがあります。これらの問題集を1問1分以内くらいで解ければもう中級~上級の終盤力はあると思います。

1手・3手の詰め将棋は基本中の基本ですから、1問平均10秒以内で解けるのが望ましいです。ていうかそれが初段~二段くらいの終盤力と思います。1手3手というのは私は暗記の世界と思いますから。ただ3手とかでもトリッキーな問題はありますので、私が言っている暗記というのは実戦系の優しい問題の事です。

某掲示板の倶楽部24でレート2000とか2300になるためには?みたいなスレでも詰め将棋は5手で充分とレスしているような猛者もいるくらいですし、5手は言い過ぎとしてもネットのような早指し将棋では一桁手数の詰みをいかに逃さないかは大変重要になると思います。

さて、長々とお話しましたが、大体5手詰めまでの詰め将棋の概要を理解していただけたかと思います。詰みの形や駒の効きがまだいまいちな人3手が難しい人は1手詰め。1手詰めが楽勝になったら3手詰めを。手筋も詰みの形も大丈夫だぜ!な人は5手詰めに。それぞれチャレンジしてみて下さい。

将棋が強くなるためには詰め将棋です。長年将棋を指していてこれしかないと思います。補足するなら必死や手筋とかもありますが、簡単な定跡を覚えたらひたすら詰め将棋で大体強くなれると私は思います。初級者用のお話は必死や手筋も含めてまた書いてみたいと思います。それでは長くなりましたので本日はこれまで。駄文でした。 夜桜屋

最後に応援よろしくお願いします。

将棋 ブログランキングへ

Pagination

Utility

プロフィール

夜桜屋

Author:夜桜屋
ダラダラと長い文章になりがちですがよろしくお願いします。
Twitterでも将棋の話題や更新情報などつぶやいています。フォローはこちら→夜桜屋 @siken_syougi 

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。